多くのセレブやスポーツ選手の利用で世界的に大ブームとなったCBDですが、CBDの効果はどのようなものがあるのでしょうか。
CBDがもたらしてくれる様々な効果を知ることによって、CBDが健康的な生活をささえる重要な役割になる可能性に満ちていることを発見できるでしょう。
ストレスや不眠に効果のあるCBD特有のリラックス効果がすごい

眠れない不眠症はそれが続くと日常生活に支障がでるほどやっかいな障害です。
不眠になる原因としては、生活環境の変化やストレスがあげられますが、偏頭痛や鼻炎など慢性の疾患をかかえている人も睡眠障害を抱えやすいようです。
不眠症で最も手軽な対策として睡眠薬がありますが、人によっては副作用があり耐性がつくと服用量を増やさなければ眠れなくなるなどのリスクもあり敬遠している人も多いのではないでしょうか。
CBDのリラックス効果
大麻の成分の中で最も薬理効果に期待されているCBDは非精神活性化合物ですが、摂取すると多幸感、高揚感といった至福物質に働きかけリラックス効果が期待できる成分です。
自律神経を整えて不安やストレスを取り除き、睡眠の質が改善され眠れないといった不眠症や鬱などの精神疾患にも効果があるとされています。
CBDを摂取すると全身の緊張がとけたような状態になり眠くなると感じる人もいますが、とにかくリラックス効果がすごいと人気を集めています。
摂取したときの感覚は摂取量によっても違い個人差があります。
また、CBDはECS(エンド・カンナビノイド・システム)の欠乏している細胞に作用し、過剰なECSの働きを抑えてくれる作用もあるので睡眠薬の様に過剰摂取や副作用の心配もなく安心して利用できます。
CBDの役割

生物には身体の恒常性を整えてくれる「エンド・カンナビノイド・システム(ECS) = 身体調整機能」という機能が備わっています。
主にECSは運動機能や免疫調整、感情制御、食欲、痛み、認知・記憶などの機能のバランスを保つなど重要な役割を担っています。
人体では独自のカンナビノイドを生産していて、加齢や生活習慣の乱れ、ストレスによりこのカンナビノイドが不足するとカンナビノイド欠乏症となり身体機能低下に繋がり、様々な疾患を引き起こす可能性があることがわかっています。
そこで大麻に含まれる成分の中で薬理効果の高いCBDを摂取することで不足したカンナビノイドに代わって健康的な生活を送れる様にECSを整えてくれることがわかってきました。
CBDには脂肪代謝を促進させてくれる効果があり肥満に悩む人・ダイエットにも効果的であるとされています。
医療分野でも様々な治療効果が発表され万能薬としての価値を高めている

こうした身近な疾患に非常に有効とされているCBDですが、医療の分野でも多くの臨床結果により様々な治療効果のエビデンスが発表されていて世界中でCBDまたは大麻の可能性に期待がもたれています。
臨床結果で証明されている主な効果として、抗炎症効果、抗不安効果、鎮痛効果、神経保護効果、抗酸化効果、抗菌効果などがあげられます。
CBDの抗炎症効果・鎮痛効果

CBDには抗炎症効果・鎮痛効果があるため、腰痛や坐骨神経痛といった慢性の疾患や症状の緩和にも期待できるとされています。
その強力な鎮痛効果により新しい疼痛の緩和になる成分としても注目されています。
リキッドやオイルのように蒸気摂取や経口摂取でも効果は期待できますが、軟膏のように直接患部に塗ることで皮膚から吸収したCBDが分解されずに患部に直接作用するとされています。
CBDによる鎮痛効果ですが、適量の摂取量やどの程度の鎮痛効果があり、長期で利用したときの影響などその効果に関する研究はまだまだ必要というのが現状です。
ただし病院で処方される鎮痛剤や市販で売られている痛み止めには耐性がつく、人によっては副作用があるなどのリスクがありますが、現段階でCBDによる大きな副作用は報告されていません。
CBDを摂取することによって効能が期待できる疾患
また当時改善することが非常に困難だった「小児癲癇」に効果があるとされると医療分野で一気にCBDが注目されるきっかけとなりました。
こうしたことからCBDに関する研究が世界各国で一気に加速しCBDが様々な身体系・精神系の疾患や症状に有効であることが明らかになっていきました。
CBDが有効とされる身体系疾患の一例
- 小児癲癇
- ぜんそく
- がん
- 糖尿病
- 線維筋痛症
- 嘔吐
- 関節痛
- パーキンソン病
- アルツハイマー
など
CBDが有効とされる精神系疾患の一例
- 鬱
- 不安神経症
- 依存症
- 自閉症
- ストレス障害
- 睡眠障害
など
CBDが有効とされるその他疾患の一例
- 肥満
- 偏頭痛
- 皮膚病
- 疼痛
など
このようにCBDは様々な治療効果や研究結果が発表され、現在の薬に変わる万能薬として価値を高め、その効能が期待されています。
肌のアンチエイジングにも効果的で美容業界もCBDに大注目

肌のアンチエイジングに期待できるCBDの抗酸化効果
CBDにはリラックス効果をはじめたくさんの医療効果に期待できることがわかっていますが、CBDには肌のアンチエイジング効果にも期待できるとされ美容業界にも大きな影響を与えています。
CBDの効果として、抗酸化効果は臨床結果で証明されているCBDの効果ですが、抗酸化効果は肌の酸化を防ぐ働きがあるとされています。
その中でもビタミンCやビタミンEは高い抗酸化効果を持つと言われていますが、CBDにはさらに高い抗酸化効果に期待できることがわかっています。
そのためCBDの抗酸化効果で肌のアンチエイジングにも期待できるというわけです。
CBDの抗菌効果・抗炎症効果でニキビ対策

アンチエイジング効果以外にも肌の美容に優れているのがCBDです。
臨床結果で抗炎症効果、抗不安効果、鎮痛効果、神経保護効果、抗酸化効果、抗菌効果が証明されていると記載しましたが、CBDは抗菌効果・抗炎症効果も非常に優れていて、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を防ぐ働きにも効果的とされていて、肌の皮脂分泌をコントロールし角栓などを防ぐ働きがあるとされています。
そもそもニキビのような肌トラブルの原因は主にストレス・睡眠不足などがあげられますが、これらはCBDのもつリラックス効果で神経・免疫バランスを整えることによりストレス・睡眠不足の解消につながるとされています。
美容効果のためのCBD製品は、一般的なCBDリキッド・CBDオイルの他に肌に直接つけることができるCBD入りの化粧品やクリームなどがあります。
症状に対する効果や緩和には個人差がありますので自分合った製品・適正量は見極める必要があります。
まとめ
CBDの驚きの効果についていかがでしたでしょうか。
その役割から期待できる効果まで下記にまとめました。
- CBDの主な役割は「エンド・カンナビノイド・システム(ECS) = 身体調整機能」を正常な状態に保つため不足した独自カンナビノイドの代わりとなる。
- ECSを整えることによって、リラックス効果が生まれストレスや不眠の解消の手助けに繋がる。
- 医療分野でも身体系・精神系疾患にCBDの有効性に期待されている。
- CBDのもつ強い抗酸化効果・抗炎症効果・抗菌効果により肌のアンチエイジングをはじめ美容ケアの効果も期待できる。
ストレスや不眠、美容ケアに悩んでいる方はCBDを試してみてはいかがでしょうか。
万能薬のように期待されているCBDですが、自分に合ったCBD製品・適正量を見極め、正しく使用していくことが大切です。